台風が熱気も吹き飛ばして少し過ごしやすくなった日曜日、久しぶりにわんこをお供にして写真散歩に出かけました。私の写真散歩は大体いつも2台体制で、1台目はメインとなる重量機(中判だったりモードラ付きフィルム機だったり)を襷がけ、2台目はコンパクトなやつをリュックやショルダーバッグに忍ばせます。重量機がフルフレームのデジタル機で2台目がかわいいベスト版二眼レフや超コンパクトな35mmフィルム機の事もあります。
本日選んだ重量機はOlympus CAMEDIA E-1。そう、Olympusのレンズ交換式デジタルカメラ初号機にしてプロ仕様の造り、あのLeica も選んだKodak製CCDセンサーを搭載し、独特の青色再現で「Olympus Blue」と呼ばれた伝説のカメラです。
重量機と言ってもフォーサーズ機としては重いというだけでフルフレームのデジタル機よりは軽いのですが、筐体はコンパクトなのでその分「金属塊」感はすごいです。
2台目の方は同じくOlumpus のPEN E-P5にTokina の300mmミラーレンズを装着。35mm換算600mmです。小さなショルダーバッグに収まる600mm超望遠なんてこの組み合わせ以外にあり得ないかも知れません。私はいわゆる「鳥屋さん」ではないですが、散歩道には色々魅力的な鳥さんたちがいるもので私のお散歩には必携品です。わんこ同伴の撮影散歩がどのような出で立ちになるかはいずれブログでご紹介するかも知れません。
さて、お題目ともなっているOlympus Blue 、実はE-1を持ち出して撮影したのは本日が初めて。快調に散歩を進めると朝は空を覆っていた雲が切れ始め、その強い日差しに植栽のシルエットが印象的だったので早速ノーファインダーでパシャリ(E-1はミラーレスではなく一眼レフなので晴天をファインダーで覗くと網膜が焼けちゃいます)。さて撮って出しの仕上りはいかが。
驚きが2つ。まずはE-1に装着していたZuiko Digital 12-60mm f/2.8-4 のハレーション耐性すごい事。なかなかいいレンズですね。写りもシャープで、500万画素しかないKodak CCDのパフォーマンスを引き出してます。驚き2つめはやはりその色。この深いブルーはどうだ。PENTAX が夏空専用のカスタムイメージ「夏天」を今年発表しましたが、その作例イメージに近い印象を感じました。自分はデジタル機ではFujifilm S3 Proのポジフィルムモードが撮って出しでは最も好きでしたが、このOlympus Blue もかなり好きになりそう。PENTAX の「夏天」はまだ試していないのですが、「夏天」対応レンズは入手しているので夏が終わるまでに「PENTAX 夏天」と「Olympus Blue」と「S3 Pro ポジモード」との夏空イメージ対決してみたいと思います。
曇天すらも「Olympus Blue」w。シャープですね。
普通のスナップショットは無難にこなしてますね。良いと思います。
久しぶりの写真散歩同伴だったので、気配を察知して、待ち遠しい様子の我が家のわんこ「アシュきち」。お盆過ぎたら暑さが和らぐと良いですね。