Foto Anthem

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PENTAX Q7を持ち出そう(3):超マクロの世界を手持ち撮影してみた

PENTAX Q7 / ADAPTER Q / SMC D-FA 100mm F2.8 Macro

自宅の壁に張り付いていたヤモリに出会って、幸先良く出掛けたわんことの早朝写真散歩ですが、超マクロPENTAX Q7の世界を楽しんできました。

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460mmの超望遠なので手ぶれへの注意は欠かせません。

Q7は小さくて軽いカメラですがマウント部にしっかりした造りのADAPTER Qを装着し、さらには背面液晶ビューファインダー取り付け用の金属製基板を底部の三脚穴部分に取り付けているのでフルフレーム用の100mm Macroレンズを取り付けても全体のバランスは良好です。

Q7のグリップが小さくADAPTER Qとの隙間が小さいですがなんとか指を差し込んでグリップします。底部にSIGMAの小さいグリップバーを取り付けても良いかもしれません。

シャッターを押し込んでからADAPTER Qのシャッターが動くのに若干タイムラグがありますのでシャッターボタンを押した指はすぐに戻さずに、シャッター動作が終わるまで押したままにします。

あとは基本中の基本ですが両脇をしっかり締めて確実に顔面と両手とでカメラを固定し、シャッターボタンは息を止めて押しこみます。

昨日のヤモリの写真は1/60秒でしたがQ7自身の手ぶれ補正機能にも助けられて手持ち撮影で大丈夫でした。自分は基本三脚は使いません。

湿地多年草ミソハギ

SMC D-FA 100mm Macroですが、外装はアルミでモダンですが、中身はフィルム時代のままなのかなという印象です。所有している他のフィルム時代のマクロレンズと似て、基本柔らかめの描写です。そろそろデジタル専用設計の新型が出るとの話を聞いています。

PENTAX Q7 / ADAPTER Q / SMC D-FA 100mm F2.8 Macro

散歩道の近くに蓮池がありますので立ち寄りました。大きく開いた花に近づいてみました。普通の寄れるレンズだとこれくらいじゃないでしょうか。

PENTAX Q7 / ADAPTER Q / SMC D-FA 100mm F2.8 Macro

冒頭の写真です。こちらは少し小さく、開花したての感じです。雌しべを囲む雄しべ達。等倍マクロレンズだとこれくらいの感じでしょうか。

PENTAX Q7 / ADAPTER Q / SMC D-FA 100mm F2.8 Macro

別の花にぐっと寄ってみました。

もはやなんだか分りません。どこかの惑星でしょうかw

PENTAX Q7 / ADAPTER Q / SMC D-FA 100mm F2.8 Macro

腰かがめての手持ちブルブルが限界だったのでこれ以上寄りませんでしたが、まだ最短撮影距離ではないです。PENTAX Q7の凄いところは、この超マクロ域でも撮影対象と距離があるため(最短撮影距離は約30cm)、ストロボワークが必要でないところだと感じます。

昨日は低く雲がたれ込めた曇天でしたので、晴天だともっと絞り込んでシャープな絵が撮れたのではないでしょうか。

なかなか楽しめるカメラです。

 

本日のおまけショット

Nikon Coolpix S01 / ラフモノクローム