Foto Anthem

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おはぎ作りであの日の食卓へ小旅行

お彼岸ですね。

我が家のバルコニーでは3年ぶりに彼岸花が花を咲かせました。彼岸花達に促されるように、おはぎ作りに初挑戦してみることにしました。いつも食べる側でしかなかった自分ですが、自らあの味に会いに行く事にしたわけです。

冬場に幾度かぜんざいを作っていたのであんこは心配有りませんでしたが、もち米炊きやおはぎ作りのノウハウは全く有りません。今回初経験で、上手く出来た事も有れば反省点もあり、次回3月の春の彼岸ために記録しておきます。

目次

材料(4人前くらい)

あんこ:

 小豆 150g

 砂糖 60g

(注:我が家は甘さ控えめが好み。一般的なレシピ本はこの倍くらい砂糖を使っていますが‥)

 

きな粉砂糖:

 きな粉大さじ2~3杯

 砂糖大さじ1杯

(注:我が家は甘さ控えめが好み。一般的なレシピ本はこの倍くらい砂糖を使っていますが‥‥)

 

もち米:3合(2合で十分だった)

 

手順

あんこ

ぜんざいは冬に良く作ったので、こちらはお手の物です。

①下茹で(渋抜き)

小豆を水洗いし、ザルに上げる

小豆をたっぷりめの水に投入して沸騰させ、2~3分ゆでてザルに上げる。ゆで汁は捨てる。

(自分は小豆本来の風味を味わいたいので、渋抜き時間は短めです。)

②本茹で

鍋に小豆と水700cc 位を入れ、30分くらい煮る。

15分過ぎたくらいからアク(泡)が出てくるので、すくいとって捨てる。

(自分は小豆本来の風味を味わいたいので、アク取りも神経質にならず、まあ大体な感じで。)

③砂糖投入

鍋の火を少し弱めて、砂糖60gを30gくらいずつ、2回に分けて投入する

良く混ぜて、再び温める。

投入間隔は大体10分くらい。

(砂糖を一気に入れると浸透圧の関係で小豆が堅く煮上がってしまうので分割して投入します)

④仕上げ

出来上がりのあんこの堅さをイメージして、それより少し柔らかめになったら塩ひとつまみを入れて、よく混ぜてから火を止める。

(あんこは冷めると固まるので、仕上りの堅さよりも少し柔らかめで火をとめます)

もち米

もち米を炊いたのは今回が初めて。我が家は炊飯器は使わず普通の鍋で炊飯するので、火力や時間はあくまで参考値。音や匂いを確認しながら決めました。

①洗い

もち米をさっと洗い、直ぐにザルに上げる。

適当な容器でもち米を手で回し研ぎ、すぐに水を入れて3回程度すすぎ洗いする。

うるち米の目盛りより少し少なめの分量の水につけ、1時間程置く。

②炊飯

鍋に移し、中~強火で8~10分程度加熱。

鍋蓋がカタカタし蒸気が噴き出しはじめたら中火にして4分加熱。

最後仕上げに弱火で4分加熱して火を止める。

10分程度蓋を開けずに蒸らす。

蓋を開けて、しゃもじでもち米をほぐす。

おはぎ作り

ここは作業に集中してしまい、写真を撮り忘れましたw。

①手を清潔にした後、水に濡らす。

②炊き上がったもち米を手に取り、適当な大きさに丸め、皿に並べる。

③適量のあんこを手に取り、もち米を覆うようにまぶして丸める。

④ぬれ布巾、あるいはサランラップで綺麗に成形する。

 

きな粉砂糖のほうは、丸めたもち米をきな粉砂糖に潜らせ押しつけてまぶす。

直ぐに食べない場合はどちらもラップして冷蔵庫で保存する。

 

仕上がりと感想

我が家は甘さ控えめレシピなので食べるまで心配でしたが、砂糖の量は今回のレシピで自分としては十分だったと思います。お店で売られているどのおはぎとも違う、小豆っぽい素朴で懐かしいあの食卓の味が口の中でよみがえりました。いつも食べる側でしかなかった自分ですが、これからは作る側としてやっていけそうです。

反省点

①もち米は2合で十分でした。

②後であんこをまぶすので、思っていたよりも大きくなる。中のもち米を丸める時は少し小さめの心持ちで。

③表面を見た目綺麗に仕上げるにはサランラップよりも濡れ布巾がよさそう。

保存時はラップ巻きで無く、密封容器に入れて保存すれば良いかも。

 

もち米の在庫が結構あって、どうしたものか気になっていたのですが、今回初めてもち米を炊いて苦手意識が薄れました。おこわなどにもチャレンジして行きたい気持ちになっています。