Foto Anthem

Anthem for myself, my family, and every photo-lovers

唸るモードラ、 80's マシンにバトンタッチ:Canon New F-1

ようやく1年以上越しで Leica MD Viso でのフィルム撮影が完了しました。

35mmフィルム機であってもNikon のF5/F6 とかEOS 1V ですとデジタル一眼並の正確なAE、爆速AF、瞬時の巻き上げであれよあれよという間にフィルムカウントが進んで行くのですが、露出計無し、絞り制御無し、暗いプリズムスクリーンでのマニュアルフォーカス、撮影直前でのフィルム巻き上げ(=シャッターチャージ)と三重苦四重苦、おまけに今回はモノクロームフィルムでしたので、今年8月の撮影再開後も結構な時間を経ての36シュート完了です。

普段の日本製一眼レフ操作の癖で、自分はシャッターを切った後は直ぐにフィルムを巻き上げしてしまうのですが、Leicaでは基本避けるべきの操作でありまして、シャッタをーチャージしたまま帰宅し、後日、Visoflexのミラーは開閉するのにシャッター膜が沈黙を守り続けるといった事を何回かやらかしてしまいました。

ですので36枚のうち、けっこうな枚数がおかしな事(写っていない、二重露光、等)になっていると思われます。

曲者 MD Visoはしばらく休眠となり、この秋冬はモードラ(Motor Driveの事)が熱かったあの80'sのフラッグシップ、Canon New F-1 をメイン機として過ごす予定です。

この使い込まれた Canon New F-1 は、先日のElmar探しの棚卸しの際にフィルムが装着されていた事に気がついたものです。

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New F-1はファインダー交換や外付けモードラの種類によって機能が変わる、合体変身ロボのようなおたく心をくすぐるカメラなのですが、当面は標準装備のアイレベルファインダーと、お手軽な秒間2コマ撮影のワインダーグリップを装着して持ち出します。

レンズは見つかった時に装着していたTamron 90mm F2.8 Macroに換えて、レジェンドたる New FD 85mm F1.2 L を選びました。秋はこのレンズで行く予定です。

この頃の Canonって当時のトップだったNikonを猛追していた頃で、とにかくデザインがカッコ良いと思います。

80's Canon