Foto Anthem

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2022年 FOVEON 撮り納め:SIGMA SD 15

街は年の瀬の雰囲気ですね。

SD Quattro H につられて持ち出した老体SD 15で2022年のFOVEON は撮り納めです。

レンズはまずはASAHI SMC Fish Eye Takumar 17mm F4。そうなんです。SIGMA SAマウントの唯一のマウントアダプター、M42-SAを介して、M42マウントのビンテージレンズ達がSD15に装着出来ます。

 ちなみにですが、デッケル-M42アダプターを更に噛まして、デッケルマウントレンズも装着可能です。

話を戻して、ASAHI SMC Fish Eye Takumar 17mm F4です。このレンズはモノクロフィルム時代のレンズですので、カラーフィルターを内蔵しております。透明のUVカット、イエロー、レッドの3種類がレンズ先端部のローレットを回す事により、下図のレンズ構成真ん中辺りの位置でちっちゃなカラーフィルターが切り替わります。

何かM42レンズの某サイトみたいな雰囲気になりそうですので、早速作例に行きますw。

内蔵のカラーフィルターに敬意を表して、全てモノクローム現像です。

SIGMA SD15 / ASAHI SMC FISH-EYE TAKUMAR 17mm F4 / UV

 まずはノーマルのUVフィルター。

SIGMA SD15 / ASAHI SMC FISH-EYE TAKUMAR 17mm F4 / RED

次にREDフィルター。コントラスト効いてますねー。内蔵カラーフィルター最高!

昔の方々はこうしてモノクローム写真楽しまれたのでしょうね。

K-3 Ⅲモノクロームモデルでもこのレンズ試してみたいです。

SIGMA SD15 / ASAHI SMC FISH-EYE TAKUMAR 17mm F4 / YELLOW

今度はYELLOWフィルター。ややコントラストをかける時のフィルターです。六角形のゴーストが激シブ。

SIGMA SD15 / ASAHI SMC FISH-EYE TAKUMAR 17mm F4 / RED

次にREDフィルター。やはり自分はREDのコントラストが好みです。怪しげな点状ゴーストも発生中。

SIGMA SD15 / ASAHI SMC FISH-EYE TAKUMAR 17mm F4 / YELLOW

ロウバイ。目とセンサー保護のためにギリ太陽は外して撮影していますが、面白そうな光条が見えていますね。太陽の光条に取り憑かれると網膜をやられますので注意。

 

ここからレンズを最新のモノに戻します。Art 35mm F1.4 DGです。

SIGMA SD15 / Art 35mm F1.4 DG

秋の終演。また来年会おう。

SIGMA SD15 / Art 35mm F1.4 DG

SD15 って色の出方が独特で、Quattro Hとも違いますね。600万画素程度なのに良く解像しています。当時でこれは凄かった。

SIGMA SD15 / Art 35mm F1.4 DG

Art 35mm、絞り開放だと独特の雰囲気を醸し出しますね。

SIGMA SD15 / Art 35mm F1.4 DG

SD15、ここのところ肩の液晶の表示が少し欠けたり、シャッターが時々ラグタイムがあったり、だんだん調子が悪くなって来ています。来年はビンテージレンズ専用機として使ってあげようかなと思ったりしています。