Foto Anthem

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フィルム機最終型 Nikon F6 に Velvia装填!

いつのまにか使用期限を過ぎてしまっていた Velvia 100 、ようやく撮影散歩に持ち出す準備が整いました。機材はNikon 最後のフィルム機、F6を選びました。

F6は 「Gun Tank」とも言える先代の F5から小型化したとは言え、フィルム機が到達した究極進化形のオーラを放って佇んでいます。こちらも自ずと気合いが入ります。

Df と並べてみると、モノとしての存在感はF6の方がありますし、持った感じもフィルム機であるF6の方がだいぶ重いです。Dfを「重くてかさばる」と言うNikonファンはF5やF6の事は知らないのでしょうね。

正面からのサイズを見ても明らかにF6の方が大きいです。Dfはよくコンパクトにまとめているなーと思います。

自分としてはどちらかと言うと、Dfは下手に軽量化を考えずにトップとボトムは真鍮製にして、もう少し重厚な造りすればもっとずっと売れたはずなのにな、と考えています。

本日久しぶりにフィルム機で写真を撮影したわけですが、F6を今日持ち出して感じた事は、とにかく「デジタル一眼と同じ」感覚で撮影出来てしまうという事。

SIGMAレンズのOS(手ぶれ補正)は効くし、F6の巻き上げはシャッターやミラー開閉とほぼ同じ一瞬のタイミングで終わるので、シャッター音と巻き上げ音は同時です。フィルム機を使っている感覚はあまりありません。

ソメイヨシノが咲く頃までVelvia のフィルムカウントを保たせるつもりでいるのですが、今日の短時間の散歩だけであっという間に「13」までフィルムコマ数がカウントアップされてしましました。もしF6でデジタル機のようにオートブラケット機能などを使うと、36枚はすぐに撮影終了してしまうと思います。

もう少し丁寧にコマを進めて行きたいと思います。今日撮影に使ったレンズはSIGMA MACRO APO 150mm F2.8 OSでしたが、次回は別のレンズに交換して散歩に繰り出す予定です。

 

おまけ

本日はメイン機がフィルム機でしたので、サブ機として鳥さん用機、PENTAX Q7を携行しました。いつも使っている ADAPTER Qは外して、純正の望遠ズームレンズに1.5倍のテレコン(SANYOビデオカメラ用)とフードを装着しています。

これで換算焦点距離 約310mm。鳥さん用にはまだ短いですが、AFが効くのがADAPTER Qに比べての大きなメリットです。

Q7 / 06 TELEPHOTO ZOOM x1.5 Converter

カラスが川で水浴び中。気持ちよさげ。

Q7 / 06 TELEPHOTO ZOOM x1.5 Converter

「カラスの行水」と言うけれど・・。

手短に水浴びすると、ふと我に返り・・。

Q7 / 06 TELEPHOTO ZOOM x1.5 Converter

すぐ別の場所に飛び去って行きましたー!やっぱり「カラスの行水」でしたね。

AFが使えるのは良いのですが、ビデオカメラ用のテレコン装着だとやっぱり画質の方は今ひとつでしょうか。特に周辺部。

ADAPTER Qと100mmマクロレンズの組み合わせもマクロレンズのフリンジが強調されていま一つの結果でしたので、Q7による鳥さん撮影についてはまた手を変え品を変えて、試行してみる予定です。