春は色の季節。
色の季節と言えば・・・撮るべきカメラは・・・CCD!!
という事で、今年もCCDセンサー機達のシーズンが到来しました。
これから4月一杯くらいまではもっぱらCCDセンサー機で春の景色を楽しみたいと思いますので、お付き合いの程お願いします。
まず手始めに、 Konica Minolta α7 Digital (以下、KM α7)を持ち出しました。カメラグランプリ2005を受賞、もう18年も前のカメラです。奇しくも現在Velvia装填しての撮影に使用している Nikon F6 は同年のカメラグランプリ審査員特別賞を受賞しているようです。
使ったレンズは超ワイドズームの DT 11-18mm F4.5-5.6 と Minolta時代の AF Macro 100mm F2.8です。
飛散する花粉にも負けず、散歩撮影に行って参りました。
これは春らしい色合いですが八重の椿です。
まるでうさぎの耳のような花弁の脈を綺麗に写し取っていますね。
同じものをEktachrome E100シミュレーションしてみました。少し青みがかってしまいますので、α7のスタンダードの方が明るく春らしい写真と感じます。
最近のCMOSに比べると旧いCCDはダイナミックレンジが狭いのですが、それが独特の雰囲気に一役かっていると思います。
KM α7 のStandardはかなり Velviaモードに近い仕上がりのように感じます。
それでも若干 Velviaモードの方が華やかに感じます。
さて、この先はレンズを 広角ズームの DT 11-18mm F4.5-5.6 に持ち替えて進みます。
フルフレーム換算で 16.5mm-27mmになります。
これも Veivia モードにかなり近い仕上がりですね。若干 Velviaモードが色鮮やかでしょうか。
全て広角端での超広角撮影なのでパース効いていますね。近くの河津桜はフード先端ぎりぎりぐらいの距離で撮影しています。
なんとかゴースト発生も耐えていますね。
と思ったら無事最後にゴースト発生しました。
ピンクばっかりなので最後は黄色で。
黄色だったんですが、 やや青みがかるEktachrome モードだと黄色はオレンジ色っぽくなるんですね。意外でした。
最後はド派手にきめましたw。KM α7 と Velvia モードは相性良さそうですね。カメラ側のパラメータ設定をいじればもう少し近く出来そうです。つまり、α 7 digitalは元々 Standard自体が彩度高めのため、リバーサルフィルムっぽくするための Raw Therapee 処理はあまり必要ないかもしれません。
Konica Minoltaから始まり Olympus、Nikon、Fujifilm、Leica とCCD巡礼進んで行く予定です。