我が家のバルコニーガーデンで冬場も葉を落とさない植物は金柑とテッセンだけなのですが、どちらの植物にも住み着いているハンター達がいます。いわゆる「クモ系」の昆虫ですね。大小含めるとかなり種類がいると思いますが、お家を作って木に住み着いているのは「地グモ系」、つまり「トビグモ」くんです。
バルコニーで毎年悩む定番は「アブラムシ」「カイガラムシ」ですが、お庭のスカベンジャー、クモたちのおかげで薬品類は使わずに済んでいます。
毎年、この時期はワーッとアブラムシが湧くのでヒヤヒヤするんですが、スカベンジャー達を信用して、出来るだけ自分がアブラムシやカイガラムシ駆除する事はやめています。
気温上昇にともなって隆盛を誇っていたアブラムシのコロニーがいつの間にかこれらスカベンジャーによってスカスカになっているのを見たりすると、自然の摂理を感じます。
上の写真のように葉っぱの裏に繭のようなおうちを作って活動しないときはその中に身を隠し、越冬もします。
剪定の時はこれらのお家を切り捨てないようにしないといけません。
今年も少し心配になって少し自分でアブラムシを駆除してしまったんですが、彼らの貴重な食料を奪っちゃったかなと反省しています。害虫は増殖速度が指数関数なので、放置するのは結構勇気いるんです。
有名なガーデンYouTuber 、カーメンくんも有益な害虫ハンターとして、1位のカマキリに次ぐ第2位にクモ類を上げていました。「綺麗すぎるガーデンが良いガーデンとは思いません」との事。自分も無薬品で害虫達もハンター達もいるガーデンを目指したいです。
