Motor Cycle へ復帰して以降、Moto GP を観始めた。
全く驚いた事に、現在そこでは、私の知っている世界とは全く異なる世界が展開している。まるでパラレルワールドに迷い混んだように。あるいはかって浦島太郎が時空を超えたように。
そこに「Suzuki」「Kawasaki」の名前がないのは仕方ないとして、私の知っている世界では世界を席巻しているはずの「Honda」「Yamaha」もいないとは一体どういう事なんだろう。
いや、実際にはスターティンググリッドに彼らは「居る」んだけど、「Honda」「Yamaha」のマシンがMoto GP中継画面に映ることは滅多に無い。なぜなら彼らは下位グループの常連メンバーという事らしい。
Kenny Roberts はいくらなんでも古のレジェンド過ぎるとしても、YahamaにはValentino Rossi という 天才ライダーがいると聞いてるぞ!と(心で)叫んでみたが、その天才 Rossi も何年か前に既に引退したらしい。
そのRossi に取って代わったライダーがHonda ワークスにいた。Marc Marquezだ。
Amazon Prime でその Marquez の Honda時代~Ducati 転籍までの実録映像が視聴出来る。
観ていると少しつらい。なぜ Honda が勝てなくなって行ったのかが、Marquez の実録映像と語りで何となく判るからだ。つまり現在の「Marc Marquez の復活」≃「Ducati への転籍」なのだ。
現在は Moto GP = Ducati のワンメイクレース となってしまっている。
日本製マシンに乗るライダー達は半ば彼らの引き立て役だ。
そんな中でも先日の イタリア ロマーニャGPでは 終盤まで Yamaha の Fabio Quartararo が終盤まで5位につけて、中継画面にもちょくちょく登場していた。Yamaha は来シーズンから倍増の 4名エントリーとなるようだし、かっての栄光を取り戻して欲しいと願わずにいられない。