夏の定番料理のひとつにドライカレーがあります。
カレーライスは年中楽しめますが、なぜかドライカレーは夏が似合いますね。
今日は夏の定番ドライカレーを2種類同時に作る手順を紹介します。途中までは共通の手順で調理し、途中から2つに分けて並行して調理して仕上げます。風味の異なる2種類を交互に楽しめるので、食卓にドライカレーが続いても飽きる事も少なくなります。
目次
材料
(6~8人前)
A:共通の材料
鶏ひき肉 約600g(もも肉主体でお好みでむね肉も混ぜる)
タマネギ 大きめ2個
ニンニク 大きめ2粒
ショウガ ニンニクと同じくらいの量
香辛料 カレー粉+お好みに合わせた香辛料(ターメリック、コリアンダー、カルダモン、クミン等)
胡椒 少々
塩 小さじ1/2くらい
B:キーマカレーの材料
熟れたトマト 大1個
ナス 大1本
無糖ヨーグルト 大さじ3杯
水 100cc
塩 味の仕上げに適量
(より本格派に仕上げる場合:無塩バター 大さじ1~2、追加のレッドチリペッパー)
C:昭和風ドライカレーの材料
人参 1本
ピーマン 大3個
水 150cc
トマトケチャップ 大さじ1~2(好みで量は変えます)
ウスターソース 大さじ1~2(好みで量は変えます)
塩 味の仕上げに適量
手順
共通部分
1.タマネギはスライスし、人参、ピーマン、ニンニク、ショウガは微塵切りにします。トマトとナスは適当な大きさに切ります。写真真ん中が共通材料、左がキーマカレー、右が昭和風ドライカレーの材料です。
2.タマネギを油を入れたフライパンでしんなりするまで中火で炒めます。ニンニク、ショウガも加えます。
3.鶏ミンチを投入し、塩、胡椒を少量加え、野菜を焦がさないよう、手早く混ぜながら強火で炒めます。
4.鶏ミンチは水分が多いので、水分が飛ぶまで炒めます
5.香辛料を加え、炒めます。炒めながら味見をして、好みで香辛料を追加します。
味付けは最初は薄めにして、味見しながら好みの濃さに整えていくのが基本です。
6.炒め終わったら、材料を等分して、2つの鍋に取り分けます。
共通部分は以上です。ここから各鍋での調理を並行して進めます。
キーマカレー鍋の手順
1.鍋に移した炒めた具材にナス、トマトを加えて良く混ぜます。
2.水100mlを加えて少し煮込み、ヨーグルトを加えます。
3.良く混ぜて煮詰めながら味見し、追加の塩を加えて味を調えます。
(4.より本格的なインド風を楽しみたい場合は無塩バター、追加のチリペッパーを加えます。今回は加えませんでした)
昭和風ドライカレー鍋の手順
1.鍋に移した炒めた具材に人参、ピーマンを加えて良く混ぜます。
2.水150ml、トマトケチャップ、ウスターソースを加えて煮つめます。
3.煮詰めながら味見し、追加の塩を加えて味を調えます。
まとめ
ベースの調理は共通ですが、風味は結構異なる二品です。
キーマカレーはトマトの自然な甘みとヨーグルトの酸味とコクがインドの香りを運んでくれます。昭和風ドライカレーは優しくて時に恐かったおかあちゃんの味ですね。あなた様はキーマカレー派、昭和ドライカレー派、どちらですか?
微妙に鍋に残ったら、最後は日印まぜ合わせて召し上がれ!