Velvia 撮影準備の一環として、候補レンズを使ってDfで撮影した写真達を、フィルムシミュレーション現像アプリで「Velvia」処理してみました。Raw Therapee という画像処理アプリを使っています。
この週末は酷い花粉症と腰痛により散歩は見合わせるつもりですが、Raw Therapee のフィルムシミュレーションモード、いくらでも時間潰せますね ♫。FUJIFILM、KODAK、ILFORDなどメジャーどころのフィルムの豊富なラインナップから選んでシミュレーション出来ます。個人的にはKONICA COLOR(サクラカラー)のフィルムが一つも無いのが少し不満。KONICA は世界的にはマイナーだったのかな。Lomographyもマイナー扱いで二種類しかメニューにありませんでした。個人的には関心低いPolaroidインスタントフィルムの種類がやたら多いのが、いかにも海外アプリという印象です。
さてそれではここ数日アップしていたDf のイメージファイルからいくつかピックアップしてDfのオリジナル画像、Velviaモード画像の順で掲示します。
①Ai AF 80-200mm F2.8 D
なかなかいい感じじゃないですか。Df が S5 Pro に変身した感じですね。
本来色より濃い仕上がりですが、確かにVelviaっぽい仕上がりになります。
Dfだけで見ていると左程には彩度低く感じなかったですが、こうやって比べるとDf のStandardはだいぶ抑えめなんですね。
②TAMRON SP 70-300mm F4-5.6 VC
TAMRONは元々色鮮やかに写るので、他のレンズよりVelviaモードによる変化が小さいように感じました。
③SIGMA MACRO 150mm F2.8 OS
緑が鮮やか。
元の色合いはこの二つの中間ぐらいの感じだったでしょうか。
Velviaモード、リバーサルっぽい仕上がりですね。
面白くて普段Raw現像しない自分でもついいじってしまします。
ちょっと眠かったDfの画像が少しFOVEONっぽくなりましたね。これ気に入りました。
あくまでアプリによるパラメータ調整のみで粒度とか latitudeはいじりようがありませんので、Velvia「風」ではありますが、色んなフィルムを購入、あるいは使用する前に仕上がりをイメージするのに大変有用なアプリと思います。PENTAXが今年リリース予定のモノクローム専用モデル、粒度とかも調整出来ると良いな。
Velviaシミュレーションで気にいりましたので、各種フィルムの仕上がりイメージ確認用や夢想用に 今後もRaw Therapee 使ってみようかなと思います。