今年も今週末で桜は見納め。例年より遅めの開花だった。
暫くPENTAX「さくらほのか」でばかり撮影していたので、最後はメリハリを効かせて撮り納めるべく、ハニカムCCD機の FUJIFILM FinePix S3 Pro にZeiss Otus 55mm を装着して繰り出した。
S3 Pro、ファインダーがとてもちっちゃくて、Otus での MFはなかなかに至難の業。
645Dを使った後だったから尚更ちっちゃい💦。
久しぶりの元祖フジクロームモード。ハニカムCCDのフジクロームモード好きですね。Otus はなかなかの立体感。
間もなく、サツキと遅咲きの桜が一瞬クロスするスイートスポットが訪れるはず。しかし今日はまだ少し早かった。来週半ばくらいかな。S3 Pro のフジクロームは昭和のカラー図鑑の世界。
このあたりの絞り開放付近のOtus の描写は Nikkor 58mm F1.4 G とはかなり異なる。 Otus はどちらかと言うと SIGMA Art レンズに相似。でもBokehはOtusに軍配。そして そのSIGMA のレンズ銘にもなっている、Artな写りに関しては Nikonの魔法レンズ 58mm F1.4 G の横綱相撲。
フジクロームなので、ラティチュードは狭くていいんです。そういう意味で最近のセンサーのリバーサルモードはちょっと違うのかな?とは感じる。ネガフィルムモードの粒子感とかも。
本当はこういうモードはポジフィルム同様に、ストロボワークも併用すると良いのかもしれない。まあしかしそれは追って検討。
それにしても、もう直に今年一年の三分の一。時の流れは早い。