Foto Anthem

Anthem for myself, my family, and every photo-lovers

ハニカムCCD撮り初め

久しぶりに FUJIFILM ハニカムCCD機 S5Pro を充電して火を入れた。

今の時期は色と光線に乏しくて CCD機のハイコントラストにあう絵は切り取れないんだけど、暫く使っていないとつい持ち出したくなるのがこの S5Pro と S3Proだ。

最近買った Zfc や X-H1の方が今日的な意味で良い絵が撮れるに決まってるけれど、どちらかと言うと好きなのはこういったビンテージデジタル機達。理由は多分フィルム機に感覚が近いから。つまりは自分の美意識が古いからw。

化石級のセンサーでもともとラティチュードが狭い上に、ハイコントラストの「FUJICHROME」モードがお気に入りなので、直ぐにシャドーが潰れてしまう。

S5 Pro / AF Nikkor 28-80mm F 3.3-5.6G / FUJICHROME

こんな写真はダイナミックレンジの広い今時の高性能センサーだと色々といらわないと(調整しないと)撮れないかな。

S5 Pro / AF Nikkor 28-80mm F 3.3-5.6G / FUJICHROME

このカメラでポートレートを撮る人は今時いないと思うけれど、そんな時は日中シンクロが必須だ。

S5 Pr / AF Nikkor 28-80mm F3.3-5.6 G / FUJICHROME

そんな時は S5 Pro や S3 Pro はポップアップフラッシュと NikonTTL シンクロ機能が有効に機能する。カメラが勝手に HDR合成するんじゃなく、写真の基本に戻らなきゃいけない撮影スタイルが楽しい。

S5Pro / AF Nikkor 28-80mm F 3.3-5.6 G / FUJICHROME

そしてこの濃厚な描写。

最近のFUJI 機 のクラシック系フィルムシミュレーションもいいんだけど、CCD機時代のフィルムシミュレーションは捨てがたい。

S5 Pro / AF Nikkor 28-80mm F3.3-5.6 G / FUJICHROME

むこうの川岸でお食事中の白サギをにらみつけるわんこ。どう考えてもとどかないでしょうに。

今回のレンズは高名なレビュアー Ken Rockwell 氏がべた褒めしていたAF フィルム機末期の安キットレンズ AF Nikkor 28-80mm F3.3-5.6 G。Bokheはザワつくけど良く写ります。

www.kenrockwell.com

 

おまけ

今回は鳥さん用に Tokina の反射望遠レンズをサブで持ち出していたのでおまけにアップ。

E-P5 / Reflex 300mm F6.3

いつもシャイな白サギ。反射望遠レンズはミラーが光るから恐いのかな・

E-P5 / Reflex 300mm F6.3

大砲構えたパパラッチのところには姿を見せず、少し離れたところでひっそり休憩中のアイドル。そうだよね。