2023年初月締めのおせち料理レシピ振り返り、今日が最終日です。
最後のレシピは、老若男女みんな大好き栗きんとん。これもおせちならではの一品ですね。
材料:
さつまいも(鳴門金時):小さめ4本くらい
栗の甘露煮:明治屋の大き目瓶詰1本分
栗の甘露煮の蜜:半量くらい
砂糖:150gくらい
くちなしの実:3個
みりん:大さじ2
塩:小さじ1/2
金柑の甘露煮同様、分量をメモっていなかったので分量はひと月前のあいまいな記憶。
作った後は憶えていたのですが…。記録って大事ですね。
手順:
①さつまいもの皮をむき適当な厚さに輪切りする。直ぐに水にさらして、水が透明になるまで2~3回取り換える。
②中火にかけ、下茹でする。沸騰したら火を止め、ザルにあげる。
③さつまいもを下茹でている間に、色付けのくちなしの準備をする。くちなしの実を包丁のはらでグッと押してパカッと割る。
割ったクチナシをお茶用の紙パックに入れる。(煮ていると種がこぼれてくるので、後で二重にくるみました)
③鍋に水、さつまいも、水を入れてち中火にかける。沸騰したら火を弱めてゆで続ける。
竹串が「スッ」と通るくらいまで茹でる。
④茹で上がったさつまいもを温かいうちに手早く網かごとシャモジで裏ごししていく。
裏ごし器がある場合はその方が良いですが、網かごでやる場合は底部に少し足があるタイプが底部が浮いて濾しやすいと思います。
⑤裏ごし完了!慣れないので結構大変でした。芯が残っていると濾しにくい。
⑥裏ごししたさつまいもと砂糖全量を鍋に入れ、弱火で焦がさないように温めながら練る。硬くて混ぜにくい場合は適当に甘露煮の蜜、少量のお湯を加えながら練る。途中で塩とみりんを加えて、なめらかになるまで練り上げる。これも思った以上に力要りました。
⑦最後に栗の甘露煮を加え、混ぜながら温め、温かいうちに保存用の器に移す。
感想:
鳴門金時に栗、蜜、砂糖を練り上げたものですから、基本、どう作っても美味しい!
ですが、芋の種類、砂糖の種類、練り方、等、なかなか奥深いのも事実です。
何年も作ってもらっていた我が家の栗きんとんと何かが違うな~と思って、今回参考にしたレシピを見返すと、「素朴な」という文言が…。確かに素朴な食感です(ねっとり感が少ない)。
もしやと思って妻のレシピ本を紐解くと、やはり練り方が違っておりました。あと、安納芋も使っていたようで、かなりねっとりと練り上げられた栗きんとんだったのです。
今回の素朴バージョンももちろん美味しいのですが、反省点として、今年の年の瀬は安納芋も混ぜて、最初からお湯を加えながら混ぜ、甘露煮蜜は全量使って、意外と色の出なかったくちなしは本数を増やして、といった改良を加えて作りたいと思います。