Foto Anthem

Anthem for myself, my family, and every photo-lovers

心躍るSpring は PENTAX ハーフカメラ発表 ♪ からの~ベスト版二眼レフ! ② ~フィルムカウンターは大事だよ。

昨日のブログ記事が長くなってしまったので、その続きです。

foto-anthem.hatenablog.com

127フィルム RELA Chrome 100の遮光紙に印刷されたフィルムカウント値の謎について書いたわけだけれど、原始的な遮光紙ロールフィルムが使われていた頃にはフィルムカウンターみたいな便利なものがついていないカメラも多く、フィルム遮光紙に印刷されたこの数字をカメラの赤い覗き窓から確認しつつ、フィルムの巻き上げを行っていたわけです。

なのに、4×4版の二眼レフの覗き窓からは4×6版用のフィルムカウントしか見えないというのが前回ブログのお話。

まあ、一応そういう事なんだけど、4×4版の二眼レフが製造されていた頃にはRolleiflexにリードされる感じで各社のカメラも進化を遂げ、今回持ち出したトプコンのPRIMO JRも巻き上げる度にカメラのフィルムカウンターが自動的にカウントアップされるので赤窓でのフィルム番号の確認は不要ではありますけれど・・。

 

暗所でのフィルム装填も無事{苦労しながら}完了し、胸ポケットにクリップするSEKONIC の露出計も準備万端、スギ花粉舞う中、お散歩撮影に繰り出したわけです。

 

フィルムはまだ撮影中なので以下、今日のブログ掲載写真はサブ機で持ち出した E-PL1のもの。

E-PL1 / TTA 10mm F2.0

カメラ二台持ちの時は大体、カメラストラップをたすき掛けし、更ににうんちポーチと水筒をぶら下げたわんこ用散歩バッグも袈裟懸けにしているので、少しばかり要注意な人の出で立ちになります。ま、気にはしない訳ですが。河津桜、満開でした。

E-PL1 / TTA 10mm F2.0

E-PL1 も TOPCON 二眼レフ SAWYER's MARK Ⅳ も撮影順調だったんですが、途中で何気に SAWYER's MARK Ⅳ の撮影枚数を確認しようとしたところ、数枚しか撮っていないのにフィルムのカウント値にはすでに「8」と示されている・・・。

E-PL1 / TTA 10mm F2.0

「しまった!フィルム装填持にフィルムカウントを「0」にリセットしてなかった💧」

慌ててボディー側面のフィルムカウントを「0」にリセットし直しはしたけど、これは結構イタい失敗なわけです。

なぜなら、二眼レフはフィルムカウントによって巻き上げ角の変化がわりと大きいから。

上の写真は以前調べた YASHICA 44 でのものだけど、フィルムカウント 1 の巻き上げ開始位置からの最初の巻き上げ量と最後の12枚目の巻き上げ量の違いが確認できる。巻き上げ量に倍位の差がある。

要はフィルムカウントによりスプールの直径が変化していくので、これだけ巻き上げ量を変える必要があるわけだ。なので実際の撮影枚数とカメラ側のカウント情報がずれていると撮影コマ同士が重なってしまったり、逆に広すぎたりする事になる。35mm判の一眼レフやレンジファインダー機では全く意識しなかった大事なポイント。

二眼レフではフィルム装填持のフィルムカウンターリセットは必須の儀式なのだ。今撮影中のフィルムもら現像ラボから「フィルムカブリのためカットしませんでした」とコメント食らう事になりそう。

いや~一端に詳しいつもりでいたけど、やはり駆け出し者だな、と反省。

E-PL1 / TTA 10mm F2.0