Foto Anthem

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Velvia 撮影準備:機材を shakedown

使用期限の切れた Velvia 100 が冷蔵庫にあります。使わないといけませんね。

Velvia は latitudeの狭いフィルムですので、測光精度の高い F5かF6 を使用するつもりです。

所有するAFのNikkorレンズについてはF5/F6で使える事を基準に選んでいるので(ステッピングモーターのAF-Pでない、電磁絞りのEタイプでない)、動作については問題無いはずなのですが、使い慣れないレンズについては事前にデジタル機でshakedownする事にしました。今回は以下の2本です。

①Ai AF Zoon Nikkor 80-200mm F2.8D ED

Tamron SP 70-300mm F4-5.6 Di VC USD

 

まず最初は、Ai AF Zoon Nikkor 80-200mm F2.8D ED です。 Ai AF 85mm F1.4と並んで、デザインが自分好みのNikkorです。

www.nikon-image.com

Nikonの謳い文句としては「開放F値が明るい2.8で一定の、背景ボケの美しさが印象的な大口径望遠ズームレンズ。絞り開放から高い解像力を発揮し、コントラストの高い鮮明な画像が得られます。最短撮影距離1.5m、最大撮影倍率1/5.9倍のAFマクロ撮影も楽しめます。」とありますので高性能なレンズのようです。

Nikon Webサイトより(黄色はEDレンズ)

Nikon Webサイトより MTF曲線 (焦点距離80mm)

フィルム機時代のAFレンズですが、MTF曲線を見ると、絞り開放でも中心部の解像は良さそうです。

絞り環付きで、Dfと合わせると、その佇まいは「The Nikon」です。Brassボディーで敢えてのCCDセンサー採用とかだと、殿堂入りのカメラだったんですけれどね。まあ、かのLeicaも既にSony CMOSセンサー機ですし、経営的に現在の路線は正しい選択だったのでしょう。
さて、本題に戻ってshakedownのインプレッションです。

Df / Ai AF 80-200mm F2.8 D

テレ端絞り開放。確かにカモくん浮き立ってシャープですね。優秀なレンズです。

Df / Ai AF 80-200mm F2.8 D

レンズだけで1.3kg、自分はフードも純正のプラ製でなくTokinaの金属製縮緬フードを着けているので総重量はずっしり来ますね。F5と組み合わせると気合いが必要かもしれません。

Df / Ai AF 80-200mm F2.8 D

Bokehもまあまあかな。色のりはあっさりめでしょうか。

Df / Ai AF 80-200mm F2.8 D

絞り開放が優秀なので、絞り込んでsuper sharpになる。という感じは特に無いです。安定して良い写真が撮れるレンズと思います。

Df / Ai AF 80-200mm F2.8 D

最短1.5mと、割と寄れるレンズですが準マクロ域の描写は絞り開放だと甘い描写ですね。

Veiviaでの撮影でも活躍してくれそうに思います。

ズームしてもレンズ長が変わらないのも美点です。重いこと以外の欠点は見当たらない感じです。

 

続いて、Tamron SP 70-300mm F4-5.6 Di VC USD です。

https://www.tamron.jp/product/lenses/a030.html

このレンズはNikonCanonが一眼レフを止める事がわかった辺りで値段が安くなり、設計自体は新しいのでVCも優秀との事で、基本ISO100か200くらいのフィルム写真撮影に役に立つと思ってAFフィルム機用に購入していました。TAMRONがFマウント用電磁絞りを採用し出す直前のレンズで、最後のチャンスでした。

TAMRON Webサイトより

色々と呼称を付けていますが、つまりはEDレンズを二枚採用という事です。

TAMRON Webサイトより

MTF曲線、なかなか優秀そうに見えます。開放絞り値が違いますので一概にAi AF 80-200mm F2.8とは比較出来ないです。

あっさりデザイン。この先代モデルにあった、金色輪っかが無くなったのは美点です。

テレ端にズームしてもあまり見苦しい形態変化にならない事もデザイン上の美点です。

Df / Tamron SP 70-300mm F4-5.6 

遠くの月も綺麗に写しきっていますね。

Df / Tamron SP 70-300mm F4-5.6

色のりはAi AF 80-200mm F2.8 より濃い印象です。

Df / Tamron SP 70-300mm F4-5.6

色鮮やか。

Df / Tamron SP 70-300mm F4-5.6

これも色鮮やか。この組み合わせの絵作りは Nikon1 V1を思い出します。まあ同じNikonですからね。ちょっとJPEG設定を変えたいかな。ポジフィルムだとこの色合いが良いかも知れません。

Df / Tamron SP 70-300mm F4-5.6

そつ無く写って、圧倒的に軽い!そしてVCがバッチバチに効く!AF無音!

万能レンズですね。

でもAi AF 80-200mm F2.8の方が個人的には好みです。感性というのでしょうか。

残るは、F5かF6かの選択問題です。Tamron VCをバッチバチに効かせるならバッテリー容量の大きいF5でしょうかね。F5 に1.3kgのAi AF 80-200mmを付けて、究極的散歩撮影をしてみるのも良い経験かもしれません。