CHANEL のデザイナーとして、現役のまま 2019年に亡くなった Karl Lagerfeld。
自宅ラビリンスを整理していて発掘した CDの中から、こちらをにらみ付ける Karl Lagerfeld の視線が・・。
20年近く前、おしゃれな家具店に置いてあったCDジャケットのKarl氏の視線に射貫かれて思わず買ってしまったもの。このCD発売時、既に御年70くらいだったと思うけど、めちゃカッコイイ。
題して、「Les Musiques : My favorite songs」豪華2枚組で、DISC 1 がKarl氏が自宅で聴く音楽、DISC 2 が彼の戦場であるファッションショーで良く使う音楽という構成だ。
DISC 1 はテクノリズム中心にして時に旧い時代の曲やポップスもあり、彼のプライベートをうかがい知る事が出来る。DISC 2 はまあ職場音楽なのでいかにもファッションショーに合いそうなリズムが中心で、特別に際立った個性は感じない。
写真好きなら知っているかも知れないが、Karl氏は写真家としても活動をしていて、時々写真展も実施していたようだ。主に中判機を使ってのモノクローム写真が多かったようだ。このCDジャケットもCDを取り外したジャケットの内側デザインはリモートレリーズを手にしたKarl氏の手の写真だ。
多分、これは自分で撮影したものだと思われる。
このCDを買った頃ってまだ私としては写真撮影に目覚める前で、特にハイファッション愛好家でもないけれども、なぜか彼の事は知っていた。時々テレ東のファッション通信を観ていたからかもしれない。
ハッセルブラッドを構えるKarl氏。トレードマークのハイカラーにモノクロファッション。
自分が白髪になった時、こんな感じである事にあこがれるな。
今日は繰り返し My favorite songs を聴こうと思う。