PENTAX Q の「さくらほのか」カスタムイメージを KODAK CCD センサーを搭載しているPENTAX 645D で再現してみることにした。
645Dの セットアップは基本的には以下のペンタキシアンさんの投稿を参考にした。
レンズは前回の KPのマクロレンズに合わせて、120mm F4 マクロレンズを選んだ。645D では換算 96mmなので、自分好みの焦点距離(70~100mmくらいが好みなんですよ)。
それにしてもこの頃のPENTAX のレンズフード、PENTAX 愛がほとばしってます。いつもの散歩道も今日は桜撮影に多くの善男善女(+わんこ)が繰り出していたので、誇らしいやら恥ずかしいやら・・。
ちなみに重そうなこの組み合わせなんだけど、長時間散歩でも全く重さは苦にならない。
35mmフルフレーム一眼レフに重いレンズを装着している方が肩が痛くなったりするので、要は重量バランスの問題なのかと思う。
帰ってきてからPCで確認したんだけど、しょっぱなから少し驚いた。
つまりはこの「さくらほのか」カスタムイメージ設定においても645D の写りは 645D だったという事。もちろん近いんだけれど、Qと KP の「さくらほのか」とは少し別物。独特の暗部描写とコントラストにKODAK CCD の強いアイデンティティーを感じる。
645D は LEICA M9 、LEICA S2 と同世代のKODAK CCD 。この三者には、当時のKODAK の理念みたいなものが共有されているんじゃないだろうか。
アンバーの逆補正とかもしっかり掛かってて、さくらほのか用イメージ修正は効いてるんですけどね。
黄色系はイメージ通りに良く抑制されていて、ほのかになっている。
さくら以外も撮ってみた。
ナズナの場合は「ほのか」と「さくらほのか」区別がつかないかも。
こちらは人工のさくら。
ここから以下、「さくらほのか」でなく、RAW現像で「Kodachrome 200」現像した写真です。なぜ Kodachrome 200か?
今回は Kodak CCD でISO 200 での撮影だったのでオマージュして。
こちらの方が、645Dにはあっているかもな。