MINOLTA α-7 xi での撮影で使用した AF 24-85mm F3.5-4.5、玉数が沢山出ていたのか、ジャンクかごの常連らしい。オークションでも1000円台位で手に入る。
でも「Nikon と Minolta のレンズに外れ無し」と誰が言ったか言わなかったか、AF 24-85mm F3.5-4.5も優秀なレンズとのもっぱらの評判なので、今日的デジタルカメラでの写りを確認するため Sony α-7 に装着して撮影に持ち出した。
出掛ける前の室内での望遠端でのマクロ的ショット。けっこう寄れるし、解像度は悪くない。マウントアダプター LA-EA5 はしかるべき最近のEマウント機で使うとミノルタレンズでもAFが効くんだけれども、自分の初代 α-7 だともっぱらMF撮影になる。
同じく望遠端での遠景撮影。これはPモード撮影で結構絞り込まれていたので、なかなかシャープな写りだと思う。中央下の黒いつぶはセンサーのゴミじゃなくて飛翔する鳥さん。
こういう構造物の撮影はPモードじゃなくてAモードで絞り込んで撮影すべきだったかな。ややフリンジが出ている。
字体に味のある昭和な中華屋。ふらり立ち寄りたい雰囲気だな。
橋の上ってなぜだか写真を撮りたくなるスポット。レトロで形の良い橋なので今度は日が沈んでから来ようと思う。ライトアップされた橋は昼とは全く違う表情を見せてくれる。
広角端は 24mmなので十分パースの効いたショットも撮る事が出来る。今回フードは付けていなかったが、逆光耐性はそこそこ良い印象を受けた。
このレンズはジャンクかごの常連で、前玉群は接着剤で固定されているため、レンズが経年変化でくすんでいてもクリーニングのしようも無い困ったレンズなんだけれど、絞ればまあまあ使えるし、もし何かの間違いでこのレンズが保管庫に転がっているようであれば、たまに使ってあげて前世紀末に思いをはせるのもまた乙なもの。