Foto Anthem

Anthem for myself, my family, and every photo-lovers

Aマウントで行こう:処暑と祭り囃子と苦瓜と

週末は最後の夏祭りのお囃子が遠くから聞こえていた。毎年この祭り囃子を聞くと、ああ、今年の夏も終わりなんだなと感じる。今年は猛暑だっただけに殊更に。

今は暦の二十四節気では「処暑(しょしょ)」。ようやく暑さにも対処出来る季節という意味合いかな。日中はまだ暑いけれど蝉たちの合唱はここのところ小さくなったように感じる。

NEX-5R / Minolta AF 24-85mm F3.5-4.5

暦のうえでは夏の終わりに入ったんだけれど、我が家ではこの週末、苦瓜(ゴーヤ)を初収穫した。

今年は苗じゃなく種から育てた上に、種を播いたのも6月後半に入ってからだったので、収穫も遅くなってしまったわけ。でも元気に固く大きく実っているので、チャンプルーにするのが楽しみだ。

NEX-5R / Minolta AF 24-85mm F3.5-4.5

今日の写真はNEX-5R に旧いMinolta の汎用 AF Zoom レンズを付けて撮影しているんだけれども、これは Minolta のAFフィルムカメラ α7xi というモデルに付いてきたもの。準マクロ機能もあって、便利なレンズだったんじゃないかと感じる。

 Minolta のα xi ってMinolta としては恐らく混迷期にあったモデル達で、なかなか不思議なデザインや未来コンセプトを打ち出していたシリーズなんだけど、商業的には受け入れられなかったみたいで、Minolta はxi シリーズを中止し、名機「α9」「α7」並びにヒット作「α sweet」を世に送り出す。しかし、時代はデジタル写真へと大きく変わり始めていたわけです。

久しぶりに貯蔵庫からこの α7xi を掘り出してみたらフィルムが入ったままなのを発見したので、一体何年前のフィルムかはわからないけれど、「Aマウントで行こう」シリーズの次のレンズとして、 KM α7、Sony α7 、そしてこの    Minolta α7xi、と三つの「α7」で撮影していく予定です。  xi シリーズ失敗の後に出した α7 もあるので、これを加えると世の中には4つの「α7」モデルがあるわけです。特に何の役にも立たない知識ですが。