BS松竹東急の「カメラ、はじめてもいいですか？」に登場する機材のお話。
YouTube やBlogを徘徊していると、やはりこの番組に注目しているマニアの方は結構いるみたいですね。
自分は自らが「患者」なのであまり気に留めなかったんだけれども、そもそもこのドラマの主役級の二人の女子が使うカメラはいずれもFUJIFILM製ミラーレスです。SonyでもCanonでもなく、そしてNikonですらない。FUJIFILM 。
うーん、確かに皆さんが熱くなっているように、これはマニア（オタクとも言う）が作ったマニア（オタクとも言う）養成ドラマと言えなくもないですね。FUJIFILMという程よい落としどころが良い。これがもし SIGMA とかになるとマニアレベルが上がりすぎて、ほとんどの人は「？」となって引いてしまうかもしれない。
ミトちゃんのお友達モアちゃん
主役のミトちゃんの友人達のカメラもなんと PENTAX KP と RICOH GR 。しかも KP に装着されているレンズは limited レンズ。limited レンズをチョイスする女子高生って一体・・・。確かにその子(モアちゃん)は機材オタクという設定であります。
このレンズ、DA limited の中では唯一の防滴仕様なんですよね。自分もいつかは欲しいと思っているレンズ。最新話の中で彼女たちが撮影中に急な雨に降られるものの、モアちゃんは「私は大丈夫！」としっかり 20-40mm limited と PENTAX KPの組み合わせの防滴性能をアピール。
いや面白いな。PENTAX の防滴性能をアピールしてくれるドラマなんて、空前絶後かもしれない。
ミトちゃん憧れのチサトさんの驚きのチョイス
ミトちゃんの向かいに住んでいる素敵な女流写真家のチサトさんの主力機はFUJIFILMミラーレス。他にNikonも持っているようだが、ドラマで使うのはひたすらFUJIFILM。
しかもほぼ毎回マウントアダプターを介して Leica もしくは Zeissとおぼしきシルバーレンズを使っている。かなり筋金入りの女流写真家設定と思われます。
自分は「Leica か Zeiss の35mmだろうな～マニアックな女性だな～」くらいにあまり気に留めずに観ていたんですが、このドラマの原作者、あるいは構成作家は遙かに筋金入りの方のようで、このレンズは Leica でも Zeiss でもなく更に（かなり）マニアックな「宮崎光学製」レンズとの事です。クライアント依頼案件で男性モデルを撮影する時も宮崎光学のレンズをマウントアダプターで使っていましたよ。どんだけマニアック路線なんや！w。
しっかりとチサトさんの機材を調べて、要約しているサイトを発見しました（カメラのナニワ）。
番組はミトちゃんが憧れのチサトさんのあまりの優しさに戸惑って、拒否ってしまうという波乱含み展開ですが、来週はチェキも登場するみたいで楽しみです。
