今朝のわんこ散歩、お供は FUJIFILM FinePix S3 Pro。フジの傑作、ハニカムCCD。
今朝のS3Proは縮緬塗装が美しい Ai AF Zoom Nikkor 80-200mm F2.8 ED を装着した。
いきなりきたなw。独特の写りですね。特に F2のフジクロームモードが良い。後継機のS5 Proともまた違った、変わった発色をする。
すぐに色飽和するしダイナミックレンジが狭いので露出のスイートスポットが狭い。おまけに露出補正が ±0.5 単位しか出来ないので。直ぐに暗くなったり明るすぎたり・・・
でもS3 Proの写りを眺めているといつしか時空トリップしているんですよね。なぜだか。だから今後も手放せないと思う。このカメラはむかし一度手放して、この写りが他のカメラじゃ再現出来ない事を知って後悔したんだな。なので今は二台所有している。
さりげないものを写しているのに印象深く再現して見せるデジタルカメラってあると感じている。自分の機材だとフジの S3 Proと SIGMA Foveonがこれにあたる。
モダンじゃないこの写りを嫌いな人はいるかも知れないとは思う。現代のCMOSと比べるとなにかフィルターがかかっているような、クリアにパリッとしていないと言うか、そんな感じがする。
あと、写りとは別のこのカメラの特長として、とにかくシャッターフィールがマイルドな事が挙げられる。「フシャッ」とか「ポシュンッ」という感じで決して「バシャッ」ではない。
上のわんこ写真は120mm相当でシャッタースピード 1/45秒。しかも手ぶれしやすい縦フレーム撮影だ。もしかして自分プロ級の腕前?w。
この写真も同様に1/45秒で望遠縦フレーム。フィルム時代に体に染みついた撮影スタイル、5軸ジャイロ補正何するものぞw。