キビナゴという名の、形が綺麗でイワシよりも身が柔らかく淡泊な味わいの小魚がいる。
西日本に住んでいた頃良く生で食べた事があるけど、東京ではなぜかあまり生では見かけない。鮮度良く流通させるのが難しいのかもしれない。
そんなキビナゴの煮干しが余っていたので炊き込みご飯にしてみた。
九州地方の漁師町では売り物にしないちっちゃいイワシの煮干しで炊き込みご飯を良く作るらしいけど、それをキビナゴでアレンジしたもの。おそらくイワシのものよりも美味しく食べられると思う。
キビナゴめし
材料:
お米4合(うるち米:もち米:玄米=2:1:1)
これは我が家流の配合比なので、うるち米のみで作っても良い。
乾燥キビナゴ 40g
ごぼう 10cm
人参 100g
干し椎茸 3枚
細切り昆布(お好みで)15~20g
油揚げ 1/2 枚
調味料
酒 大さじ4杯、醤油 大さじ2杯、塩 少し
手順:
①お米の準備
玄米を最初に水に浸けておく(できれば2時間くらい)
水に浸け終わった玄米にもち米、うるち米を足して、研ぐ。
研ぐ、洗うを繰り返して、研ぎ終わったら4合分の水に30分程度浸ける
②具材の準備
キビナゴにお酒をまぶしてふやかす
ゴボウは笹がきで水にさらす
人参は細め短めの短冊切り
干し椎茸は少量の水で戻して薄切り
細切り昆布は少量の水でふやかす
油揚げは短冊切り
③炊飯
①のお米に②の具材を足す(キビナゴのお酒、椎茸と昆布の戻し汁は捨てないで一緒に入れる)。
醤油を回し入れ、塩をパラパラ。全体をざっくり混ぜ合わせる。
通常の炊飯条件で炊飯する(音や匂いで適宜火力と時間を微調整する)
炊き上がったら15分程度、炊飯器の蓋は開けずに蒸らす。
秋に嬉しい、炊き込みご飯の出来上がり!