Foto Anthem

Anthem for myself, my family, and every photo-lovers

生け花ならぬ生け果実

毎年この時期は庭木の金柑がヒヨドリの格好の餌場になっている。

ヒヨドリ達が突っつくに任せていたんだけど、最近「ピーッ!」という仲間を呼ぶ声とフン害が酷くなってきたので少し剪定した。

これまでの自分なら剪定した枝木はそのまま捨ててしまうところだけど、何となく生け花に目覚めつつある今日この頃なのだ。

物置をひっくり返して出てきた適当な花器に適当に生けてみた。生け花、というか生け果実w。

X-H1 / 56mm F1.4 DC

適当とは言え、見た目のバランスを考えた最低限の鋏入れはしてみた。

レンズのパースは換算焦点距離ではなくてもともとの焦点距離に依存するのでこの SIGMA の56mm F1.4 DCはモノ撮りには最適の画角だ。換算で45mmとなる同じシリーズの30mm F1.4 DC の方はパースが効いてるので、デフォルメされてしまう。スマホの写真同様、いくらトリムで画面を切り取ってもレンズの光学特性で生じたパースはキャンセルされないのだ。

X-H1 / 56mm F1.4 DC

小振りの枝が余ったので、あえてバランスを崩した形に生けてみた。可愛くて気に入ってる。

ほんとは冬咲き鉄線の花と合わせて「生け花」にしたかったんだけれど、今咲いている鉄線が主幹部分なので切り花に出来ず、今回は「生け果実」のみ。

あまりお金を遣う気はないけど、花器をネットで見ていると時の経つのを忘れる今日この頃です。