妻が使っていたPENTAX Q7 を死蔵させずに活用するため、超望遠マクロカメラに変身させる事を考えていたのですが、このたびようやく撮影に持ち出せる準備が整いました。
Kマウントレンズを装着させるためのマウントアダプター「ADAPTER Q」を介して D-FA Macro 100mm F2.8、社外品の背面液晶用ビューファインダーを装着です。35mm換算で焦点距離460mm F2.8の超望遠超マクロカメラの完成です。ほぼゴーニッパーでかつ超マクロ、凄いですね。
ところでゴーニッパーなるレンズ(つまり500mm F2.8)なんて果たして存在するのでしょうか。気になって調べたら、何とありました!
最安値で193万円!重量15.7kg!!金銭的にも体力的にも一生使うことはなさそうです。
そんな世界をこのQ7で実現出来るなんて凄すぎる?!しかもこちらは超マクロ(つまり等倍以上)機能付きです。AF効きませんがw。
460mmの世界は手ぶれも半端ないので、顔面でしっかりカメラを抑えるためのファインダー装着は欠かせません。Q7のボディーが小さすぎて上手く装着できませんでしたので三脚の口径変換アダプターをかませて嵩上げし、ようやく装着することが出来ました。
完璧!という事で実は本日の早朝散歩で蚊に刺されながらたくさん撮影したのですが、SDカードが残り容量が少なかったせいか、さて作業しようと確認するとクラッシュしてファイルが全部壊れてしまっていました。かなりのショックでした。バックアップを取って空にしておけば・・と思っても後悔先に立たずです。
今日撮ったものは(そして過去のモノもですが)全て無になってしまったため、一枚だけ、夕方に自宅のバルコニーで撮った写真を掲載しておきます。強風吹きすさぶ中、手持ちで絞り開放撮影ですw。おまけにマニュアルフォーカスでかなりの撮影難易度です。
大きな虫に見えますが、体長2mmくらいの、肉眼では確認することもままならないくらいの羽虫です。強風に耐え、ゴーヤの葉っぱにしがみついて翻弄されていました。ファインダー越しで超マクロの世界を眺めていると、自分もこの小虫の気持ちがちょっぴり分った気がしました。
気を取り直して、また近々この装備で写真散歩に出掛けたいです。