昨日の組み合わせ(PENTAX Q7 + ADAPTER Q + K マウントレンズ)で鳥さんを撮影するにあたり、振り返りチェックをしていると、大切な設定を二つ程発見しましたので記録しておきます。
①Shake Reduction(手ぶれ補正)自動ON/OFF設定のキャンセルメニュー
②レンズシャッター/電子シャッターの選択・併用設定
①Shake Reduction(手ぶれ補正)自動ON/OFF設定のキャンセルメニュー
昨日の撮影中はてっきりQ7のボディー内手ぶれ補正が「ON」になっていると思って撮影していましたが、今日確認したところなぜか手ぶれ補正は「OFF」設定となっており、しかもメニュー画面でのON/OF設定も変更が出来なくなっていました。メニュー自体が無効化されてスキップされてしまうわけです。
調べるとどうもQ7 のカスタムメニューで手ぶれ設定を自動的に(強制的に)ON/OFF切り替えする項目があるようです。
探したところ、Cメニューの3ページ目 16.にありました。「SRの自動オフ」。これが悪さをしていたようです。
「1」が自動オフする、「2」が自動オフしない、当然「2」を選択するわけです。Default設定ではこれが「1」になっています。いらん事しないで下さいな、Q7。
これでShake Reductionの設定メニューに戻ると、無事設定無効化が解除され、設定変更出来ました!
②レンズシャッター/電子シャッターの選択・併用設定
これはShake Reductionの問題を調べている中で知った設定メニューです。
PENTAX Qシリーズって本体側にはメカシャッターが無くてレンズ内のレンズシャッターを制御するという昔の中判カメラのようなマニアックな仕様なんですが、ADAPTER Qもこの仕様に倣ってメカシャッターを内蔵しています。
ところがADAPTER Qのレンズシャッターって高速側は1/1000秒までしかないのです。
これは結構不便でして、明るい屋外ではすぐにレンズを絞り込む必要が生じます。
ADAPTER Qの絞りは自動絞りでないので絞り込んで暗くなると液晶画面にノイズが増えて正確な焦点合わせが困難になってきます。
これは仕様だからと諦めていたのですが、何と!Q7側の電子シャッターが高速側 1/8000秒まであり、こいつが利用出来ることが判明しました!知らなかった・・。
「1/8000秒って言やあ、一眼レフならプロ機並の高速シャッターですぜ、旦那。」
一応、今回はメカシャッター/電子シャッター自動切り替え式に設定しましたが、自分は特に高速で動くものを撮影したりしないので、常に電子シャッターを使う設定でも良いかもしれませんね。
いや~やっぱQ7、”こいつあグーレートだぜ!”(by東方杖助)。