Foto Anthem

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FA 645 150mm F2.8 :収差も乙な中望遠

FA 645 150mm F2.8 はPENTAX 645用で手持ち撮影出来る焦点距離としては最もボケるレンズだと思います。D-FAではなくFAなのでフィルム機時代のレンズですが、どうしてなかなか良く写ります。

645D / FA 150mm F2.8

これは一重の薔薇、Cocktailでしょうか?一重の薔薇もいいな。

645D / FA 150mm F2.8

ほぼ絞り開放で撮影していますが、近いレンジの FA 120mm F4 MACROと比べるとやや薄いベールを感じますね。フリンジもあるかな。絞りが一段違うので直接は比較出来ませんが、このレンズはフィルム機の645だと90mm相当の画角ですので、ポートレート用途のレンズだったのでしょう。

このアヤメも少しベールがかかった感じです。ポートレート写真では開放でいい感じになるのでは。という気がします。

暗部も綺麗な描写ですね。これはレンズ性能というよりもデジタル中判センサーの威力かな。

見事な垂れツツジ。120mm MACROほどはバシッと写りませんが、これはこれで乙な写りで良いと思います。今日のどんより空模様も影響してるかな?

MACROほどではありませんが、そこそこ寄れます。白いオオバナエゴの花の周りにややフリンジが・・。

純正のレンズフードは「これでもかッ」と、どでかい「PENTAX」ロゴがプリントされていまして、若干こっぱずかしいので適当な社外フードを付けております。金属なので何かに当たる度、カンコンうるさいですw。

これぞペンタキシアンの鑑?

本来、美しい方を撮影したい人向けのレンズですが、自分もこの乙な収差レンズをまた楽しみたいと思います。

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