Foto Anthem

Anthem for myself, my family, and every photo-lovers

寄る辺ない時に

ひと月も開けずに大阪を訪れる事になるとは考えていなかった。前回の大阪も今回のようにどんよりした雨交じりの日だったような気がする。

X-30

ルーチンのように降り立った梅田でぴちょん君を撮影し、立ち食い串カツを腹に仕込み、高速バスに乗り込んだ。

X-30

違うとすればカメラが違うか。先月は Coolpix A-1000、今回は X-30。ぴちょん君がとても遠い。

X-30

式典というものはいつもdejavuだ。過去と現在はクロスオーバーして途切れ途切れに心はタイムトラベルをしていた。

X-30

ひとは身勝手ないきもので、普段は話題にすら上げなかった事物が切羽詰まった時に急に気になったり、大事な事に思えたりする。

X-30

残念だけど時は巻き戻せないし、思いをいかに巡らせてもどうしようもない事があるのを思い知る。

失うばかりで何も取り戻せないというと、案外そんな事もなかったりして、ひとの心の強さを知ったりもする。そんな週末だった。