Meyer Optik Triptpan 100mm の中華コピーレンズ、TTArtisan 100mm F2.8 をお散歩撮影に持ち出した。本当は PENTAX で使いたいところだけど、諸事情により(自宅のラビリンスから救い出せず)何かと便利な Eマウント Sony α7 に装着して繰り出した。
α7 は初代のシンプルな光沢ブラック塗装がフィルムカメラ全盛期を想起させるので気に入っている。日本のデジタルカメラで光沢ブラック塗装ってこのモデルだけのような気がする。どうしてかな。K-3 Ⅲ Monochrome のマットブラックモデルが光沢ブラックに近い感じで気になっている。
キター!w。
こりゃ確かに Bubble bokhe を謳うレンズだけのことはある。
モノコートレンズなので、ビンテージなハレーションも簡単にのって来る感じ。
上の写真の真ん中辺りのバブルはレインボーでまさにシャボン玉の感じ。確かにこの条件だと他のレンズでも丸 bokhe はでるんだけれど、このレンズはバブルの輪郭がはっきりと描写され、それが個性的な写りになっている。
どう撮っても背景は丸ボケになるので、背景によってはザワつく事になる。この辺りの個性は反射レンズに似ているかもしれない。
この写りはアートレンズと言って差し支え無さそう。
バブルが多すぎる場合はバブルが繋がってしまうので、少し絞った方が良さそうだ。
絞り開放だと滲みがある描写だけれど、少し絞るだけでシャキッとした写りになる。侮れない triplet レンズ。
同じような焦点距離の Leica Elmar 90mm F4 Triplet も果たして同じような写りになるか今度確かめてみたいな。